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結論から言うと「文章がまるでダメな人」というのは存在しません。絵を描く、作曲するという分野と違い、言葉を扱うというのは誰もが必要とすることだからです。ですから、少しだけ訓練をすればある程度の文章を記すことは可能です。
訓練で最も効果があるのは「本を読む」ということです。分厚い本でなくても新聞や雑誌の「文章を読む」ということを心がけて下さい。その時、漫然と目で追うのではなく、「ここが上手」、「これは他に表現方法がないか」、「この言葉遣いは正しいのか」など自分が同じテーマで同じボリュームの文章を書くつもりで読んで下さい。時間的な余裕があれば巧いと思う文章を模写するのも効果的です。
読む量が増え、ポイントが把握できれば今度は実際に「書く」という作業に移ります。すると、思っていたよりもスラスラと書けるか、全く前に進めないかのどちらかになります。スラスラ進むからそれでいいというわけでもなく、全く書けないから才能がないというわけでもありません。
先に記したように「文章がまるでダメ」ということは考えられません。大文豪と呼ばれる作家のようにはなかなかなれませんが、ちょっとしたエッセイや論文を記す程度なら誰でも大丈夫です。書けなかった人も文字をひとつひとつ並べていけば、とりあえず文章は出来上がります。それを読み返し、自分が巧いと思うものとどこが違うのか確かめて下さい。スラスラ書けた人も同じです。プロでない限り文章にスピードは要求されません。書き上げたものをじっくりと読み返し、納得するまで推敲を重ねて下さい。
納得のできるものが書ければ、それを誰かに読んでもらい指摘を受けます。できる限り多くの人に見て持った方が的確な忠告を受けることができます。まだまだ恥ずかしいのであれば、書き上げてから数日おいて自分で読み返します。この期間は長ければ長いほど効果があります。
それでも、どうしても自信がない、もしくは時間的な余裕がないという方にはお送りいただいた原稿をプロの目で手直ししたり、もしくは取材を行い形を整えます。また吹き込んでいただいた録音テープから文章を起こすお手伝いも致します。
大げさに考えるよりもまず行動です。「本を作りたい」、「本を出したい」という意欲さえあれば大丈夫。どのようなことでもまず、ご相談下さい。
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