挑戦つづく地域力   岩崎地区町内協議会

35年間マイペースで進めてきた岩崎地区のコミュニティ活動。「マイペース」では合併の中に埋没してしまうかもしれない―こうした懸念が昨年秋のワークショップ開催をきっかけに、関係団体の話し合いにつながった。平成の合併を「地域力アップ」へ向かうチャンスととらえるか―新たな挑戦が始まっている。
言霊〜メッセージ〜   佐藤貞勝

「この本は、もうすぐ還暦を迎えられる今日まで生かされ、時の間(はざま)で悩んだり・迷ったり・落ち込んだり・疲れたり・泣いたり・笑ったり・考えが及ばなかったりした時に、自分の胸の琴糸を振るわされた言葉を集めたもので、自分に言い聞かせ・励まされ・元気をもらい・背中を押してもらった先人達の言葉に、自分らしく「なしてよ」「へばよ」って加筆しながら自分の思いを素直に書き込んでみました。」

まえがきより抜粋

詩集 北国の季節   後藤祐一

「詩を書くとき、何をどうやって書けばいいのか、私はいつも途方にくれる。今まで細々と続けてきたことでも、それほど力にはなってくれない。しかし、ある詩人がこう言っている。『詩を書くたびに、私はイチからの出発だ』と。この言葉に、私はどんなに勇気づけられていることだろう。」と語る著者珠玉の26篇。ほとんどが「さきがけ詩壇」にも掲載。
句集 山の水    宮澤とみ子

生涯の特に後半において、相当の部分費やした句に対する熱意、最後の最後まで句を愛し続けた妻のために編集を手がけたという。身近なところから作句を始め、次第に視点を広げ、さらに削りの妙を学んでいく課程を編集者である夫も理解し、幸せを感ずることができたといいます。瑞々しい感性で読まれた904句。
ばあちゃんの春遠からじ    柳澤昭三

「柳澤さんの日常が、読者をふわっと包むような随筆がまた刊行されました。なつかしい匂いのする街、さわやかな人々と自然などが読む人を氏の世界に誘いこみます。
ほっと気がつけば、私たちは著者と一緒にあそび、町並みを歩き、親しい人々と共にほほえんだり心配したりしているのでした。」(跋文より抜粋) 著者四冊目の随筆集。
仙道番楽一代記    武田憲一

秋田県羽後町の町議会議員を連続7期28年間も務めた著者が「あくまでも平凡に自分の生きて来た足跡、生活の生き様をありのままに淡々と・・・」と回顧反省しながら地元、仙道に引き継がれてきた「秋田県指定無形文化財 仙道番楽」の起源などと共に、綴った自分史。農山村社会の昭和史の中を、ひとりの農民として懸命に生きた半世紀である。
さようなら大柳小学校    樋渡誠

秋田県の南、東成瀬村の大柳小学校は成瀬ダムの建設に伴なって、長い歴史を閉じることに・・・一年余りに亘って取材し、その最後の日々を子供たちひとりひとりの表情、先生方の学校へ傾ける情熱を見つめ、併せてかつて勤めた先生方の、懐かしの学びやへ寄せる思いを記録した集大成。
旅人紀行    柴田貞二

仲間と共に出かけた四国、九州、北京など、さまざまな旅の思い出、誰もが見に覚えのあるような体験、場面、笑い顔が・・・。創作集では著者の多才ぶりを発揮し、素人集団で行った芝居の脚本3話も紹介。多くの友と家族に囲まれ共に歩んだ、自身の半生を綴った紀行文と創作集14話。
増田郷土史シリーズ(4)
 吉野鉱山(かねやま)物語   高橋定一

――今思うと鉱山(やま)の仕事は、まるっきり奴れいだったなあ――
吉野鉱山が、閉山されてから約50年。鉱山で実際に働いていた人たちの話を元にして描かれた、「民衆の歴史」物語。240年ほどの長きに亘って、吉野地区及び近隣の町村に影響を与えてきた鉱山の歴史の一端を垣間見る一冊。
門の石群(いしむら)   平岡正

「私は春夏秋、そしてここ数年は雪が少ないので冬晴れの暖かい日にも、時々この“門の石”に腰を下ろす。一年を通し、何気なく吸い寄せられるようにこのゴツイ石に座っている。・・・・」約180年も前から門前に並ぶ“門の石群”にまつわる言い伝えをひも解き、祖父母や、古人の語らいなどから祖先の心遣いを感じつつ、自らの存在の在り処を探る。
野の花のみちくさ――花と民族・エッセイ集   ぬめひろし

野の花に言葉があった・・・詩人の目は自然のうごきを追いかけていた。知性に満ちたペン先から、やさしく美しい雫が滴り落ちたような随筆集である。エスプリの鋭い文章は、成熟しきって枯れ始めた現代の市井の人々を明るくするだろう。歴史、民族、文学が混然と融け合った一章一章は肩をときほごすにちがいない。
私の百句歌    富谷莫

句歌(うた)はその折々の自画像です。・・・自分や家族史の一端であり、結婚して四十周年の節目にもなるのかな、という思いが・・。それぞれの句歌にエッセイをつけた「私の百句歌」。折にふれての率直な感動が短詩型のリズムの中に心地良く響いている。一つ一つの事象に対する著者の細やかな観察、人を見る目の温かさがどの作品にも滲みでている。
歌集 秋桜    鈴木恵美子

「愛宕神社の太鼓で目覚める朝、お寺の佇まいの夕べ、雄物川の水面に心洗われ、流れる日々を刻む。」とこの歌集について語る著者。家族を愛し、四囲の物すべてに暖かい眼差しを向けそれを歌に・・・亡父への敬慕や、建具職でもある夫君への慈愛に満ちた細やかな配慮、また嫁いでいったお子さんの愛情感などが表現された短歌357首。
秋田の歌人 絵本・後藤逸女    文 高橋傳一郎  絵 小松脩一

歌人後藤逸女は郷土の誇りとして、より多くの人々の間に長く語り継いでいきたいという著者の願いを込めて作られた「絵本・後藤逸女」。一部研究者や歌詠みの人々、逸女の愛好者など限られた人々の間では圧倒的な支持を受けている逸女の凄絶な生涯を、幅広い年齢や年代の人たちに、親しみやすく、また読みやすく紹介しています。
小品集 わがまち 昔と今のものがたり   菊池實

「この町に住んでから二十数年になる。私はこの町が大好きだ。あけっ広げで少しばかり文化的でなんとなくロマンティックで、それに住む人が健康で素直である。そんな雰囲気にとっぷりつかっていたら町の元祖が私に語りかけてきた・・・。」で始まる「異聞“伊太郎”記」ほか、16話。同人誌「さかみち」より抜粋。